子供たちとグランドで過ごした日々

ありふれたサッカー親子の等身大の記録です

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セレクションに受からず辛かった頃の話

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6+

ベルギー戦本当に残念でしたが、世界との差がよくわかる敗戦でもありました。

4年後に向けて更に強い日本代表が観られるように期待しましょう。

以下本題です。

以前投稿しましたが、長男は6年生の時ジュニアユースのセレクションをあちこち受けましたが全滅しました。

結果的に知り合いが立ち上げた、まだ作って間もないチームに入れてもらった訳ですが、当時は受けた先々で不合格となり本当に凹みました。

なまじジュニアの強豪に入ってしまったばっかりに、卒業生にもJ下部や強豪チームに入った子が沢山いますし、同級生にもJ下部のスペシャルにいてほぼ昇格間違い無しとか、公式戦での活躍によってスカウトされる子とかいますから、何とかウチの子もそれなりのチームに・・・って本人よりも親が必死になっちゃっていたんですね。

今でこそ強豪チームだろうが中堅チームだろうが、自分を伸ばすことが出来るところが一番良いと思えますが、当時はそんな余裕なかったですし、強いチームに入れればその先のサッカーキャリアも開けていけるんじゃないかみたいな考えに縛られてしまっていました。

不合格が重なって一番辛いのはわが子のはずなのに、がっくり落ち込む私を見て「子供より落ち込んでどうするの!?みっともないわ~」と奥さんに怒られたものでした(;´Д`)

年が明け2月に入っても決まらず、強豪の2次募集等を探しては子供に勧めたりしていたのですが、子供もいい加減今の時点での自分の能力では強豪には入れないとあきらめがついたのだと思います。

私があるチームのセレクションを進めたとき、「もう受けるのはやめる。○○で頑張る」と言われて私も目が覚めました。(○○とは結果的に入れてもらったチームの事で、このブログの「プロになりたい気持ち」でも出てきた監督のチームです。)

結果オーライかもしれませんが、長男は3年間決して強豪ではないチームで練習に励み、全国区の高校に入る事が出来、中堅の大学でサッカーを続けることが出来ました。もし強豪のジュニアユースに入れていたらといったタラレバは言い出せばキリがありませんが、今振り返ってみれば決して悪い選択ではなかったんじゃないかなと思っています。

長男のジュニア時代のチームメイトは半数くらいがJ下部や強豪のジュニアユースに進みましたが、結果的にプロになれた子はいませんでした。

競技サッカーを最後まで続けたのは大学の部活で卒業までサッカーを続けた4人で、そのうち長男ともう1人が関東大学リーグでプレーしました。

これから色々なカテゴリでセレクションが始まると思いますが、長男のように志望チームや強豪チームに合格出来ない子は少なくないと思います。

その時に例え強豪チームに入る事が出来なくても、自分の能力をしっかり伸ばせるチーム選びをしておけば、次のカテゴリ、そのまた次のカテゴリで新たなチャンスが巡ってくる可能性は充分あると思います。

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