私がレフェリーを始めて間もないころ、小学校の練習試合で何本か審判をやって試合が終わり片づけを始めたのですが、何となく具合が悪くなってきました。
頭が痛くて吐き気がしてボーっとした感じだったでしょうか。
あまり熱中症とかいう意識がないまま家に帰ってから激しくおう吐してしまい、ぐったりしたままベッドに横になって数時間後に目が覚めるとかなり楽になったのですが、今考えれば本当に危険な状態でしたね・・・
今は昔と違って試合中に飲水タイムが設けられたり、練習中もマメに小休憩で水分を取らせたりと熱中症予防に対する注意事項が周知されてきました。
それでも小学生くらいだと自分でも気づかないうちに具合が悪くなっていたり、気が弱くて体調不良を言えない子供とかもいますから、監督、コーチだけでなく、チームメイトや周りで見ている父兄も声掛けなど注意が必要かと思います。
また灼熱の炎天下でなく、曇り空で蒸し暑い日などは特に危険です。
まずはグランドにいるなるべく多くの人が、熱中症に関する知識を持つことが不慮の事故を防ぐ手立てになると思います。
公益財団法人日本スポーツ協会のサイトにわかりやすく載っていて、ガイドブックがPDFで無償でダウンロードできますので是非ご参考の一助にしていただければと思います。
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公益財団法人日本スポーツ協会