久しぶりにサッカー関係の知り合いに会った時に子供の近況を話すことがあるのですが、長年サッカーを続けてきた長男が大学の卒業と同時にサッカーを引退したと伝えると、「もったいない」と言われることが良くあります。
私自身も他の子の事で「もったいない」と言った事がありますが、それはプロやJFLクラクの強豪クラブからのお誘いを断って一般企業への就職を選択したりした子の話を聞いた時にもったいないなぁと感じたからです。
恐らく長男に対しての「もったいない」は、長年ずっと続けてきたサッカーを辞めてしまう事、たとえ趣味程度でも地域のクラブチームあたりでサッカーを続ければ良いのに、というもったいないなのだと思います。
スポーツに限らず、長年継続してきたことを辞めてしまったり、断念してしまう事は確かにもったいないですよね。
次男は大学のサッカー部に入れなかったので、仲間と社会人チームを作ってサッカーを続けていますが、(それも卒業と同時に引退だと思いますが)やっぱり今までの習慣で社会人のリーグ戦とかがあると観に行ってしまう訳です。
だからもし長男が何らかの形でサッカーを続けていれば、きっとその試合を観に行っていたと思います。
親は子供がサッカーをやっている姿が観れれば、それがどんなステージでも楽しいですからね。
ただ本人は、ガチンコで続けてきた競技サッカーから離れてしまった時、その後のモチベーションを維持できないんだろうなと感じています。
サッカーそのものが本当に好きならどんな形であれサッカーに関わっていたいはずという意見もあると思います。
実際私も子供が引退後もレフェリーやクラブ運営で一部お手伝いをしたりして、サッカーとの関わりを持ち続けている訳ですから。
でも長年子供のサッカーを観続けて来たからこそ、敢えて引退を選んだ気持ちも何となく理解できるのです。
宜しければタイトル下の♥(いいね)ボタンをポチして頂けると嬉しいです。
◆にほんブログ村