以前書いた通り、長男はジュニアユースのセレクションでJ下部や強豪クラブ全てに不合格となりました。
あるJ下部のセレクションが不合格となってしばらく経ったとき、そのJ下部で審査を担当していたあるコーチと話す機会がありました。
そのコーチとは以前より面識があり、ある大会か何かの時グランドで偶然再会したのです。
彼はウチの長男を推してくれたらしいのですが、なんせ有望選手が大量に受けに来ている訳で、客観的に見ても合格はないなと思っていましたから恐らく半分はリップサービスだろうなと思っていました。
その後ジュニアユースでの3年間を経て高校~大学とサッカーを続けていると、たまにその時のJ下部出身の子がいたりします。
長男の高校、大学時代どちらの時も、長男がセレクションで落ちてしまったJ下部の子が上のカテゴリにも下のカテゴリにもいました。
高校あたりだと、ユース昇格を蹴って高校サッカーやりたいという子とユースに上がれず高校サッカーに進んだ子がいる訳ですが、大抵前者の子は早いうちからトップチームでバリバリ活躍し後者の子は正直結果を出せないまま卒業していく子が多かったと思います。
大学になると、J下部ユースからトップに昇格できず大学サッカーにくる子と、J下部のジュニユースから高校やユースの街クラブを経由してくる子がいます。前者の場合、流石Jユース出身と思わせる子とやはり結果を出せない子がいますし、後者の場合も同様にさすが○○出身と思わせる子とジュニアユース以降あまり伸びず結果を出せない子がいます。
長くサッカーに関わっていると、小中学生の頃から知っている子の進路などを聞く機会も多くなります。
ジュニアやジュニアユースでJ下部だった子も街クラブや少年団、中学の部活出身だった子も、それぞれが持つ潜在的な伸びしろやどの年代で成長曲線がピークを迎えるかでサッカー人生は大きく変わってくると思います。
ただ伸びしろやポテンシャルは目に見える訳ではないので、セレクション等で見落とされたいずれ輝く可能性があったダイヤの原石は少なくないと思います。