子供たちがまだジュニアの頃、私の仕事が色々な理由で大変な状況だった時期がありました。
顧客との品質トラブルや毎晩遅くまでの対策会議など帰宅が午前様になるなどザラでした。
それも特定の案件や顧客という訳ではなく、慢性的にそういう状況が何年も続くくらい会社の状況が芳しくなかったのです。
心身共に疲労感で折れそうになりましたが、土日の子供たちのサッカーが数少ないストレス解消になっていました。
わが子だけでなくチームメイトや相手チームの子が頑張る姿を見て、それをチームメイトの父兄でワイワイガヤガヤ声援し、前審+後審で心地よい汗をかいてまた1週間頑張ろうという気持ちになっていました。
今はどうかわかりませんが、当時は公式戦、TRM問わずほとんどが土のグランドで試合を行っていました。
そのため雨が降ると試合が中止になってしまい、貴重なストレス解消の時間を失ってしまう訳です。
平日は毎日週末の天気が気になり、土日の予報に一喜一憂しているような状態でしたので、傘マークがついていると本当に凹んでいました。
決してメンタル系のドクターのお世話になるような状況ではなかったのですが、それくらい土日のサッカーに支えてもらっていたのだと思います。
その後ジュニアユースから高校、大学に進み、土のグランドで試合をする機会もほとんどなくなり、雷雨や大雪、台風でもない限り試合が中止になる事はなくなりました。
ジュニアの頃のように雨で試合が中止になり、ストレス解消が出来なくなるといった事はなくなった訳です。
ただ今でも朝起きて雨が降っているのがわかると、仕事が辛かった事や試合が中止になってストレスが解消できなかった当時のネガティヴな感情が蘇ってきてしまいます。
だからどうしても雨は嫌いなのです。