昨日次男がジュニアユースの審判のお手伝いをしてきたので何の大会か聞いたところ、U15の高円宮杯の予選との事。
つい先日クラブユース選手権や全中が終わったばかりなのにもう高円宮杯予選が始まってるんだと思ったのですが・・・
今年の夏は異常気象とも言える猛暑日が続き、サッカーに限らずこの夏休み中に開催される学生世代のスポーツイベントの開催の是非についてもあちこちで意見が上がっているのはご存知の通りかと思います。
U15世代の中で大きな公式戦と言えば、クラブユース選手権、高円宮杯、全中等が挙げられると思いますが、それぞれの大会の関東大会、全国大会の日程は以下の通りです。
◇クラブユース選手権
関東大会:6/16~7/8
全国大会:8/15~8/24
◇高円宮杯
関東大会:11月初旬
全国大会:12月中旬~下旬
◇全中
関東大会:8/7~8/9
全国大会:8/19~8/23
そのため、関東圏でも有数の激戦地区である神奈川県では、各大会の予選を
◇クラブユース選手権
4/14~6/3
◇高円宮杯
6/2~10/14
◇全中
7/28~8/2
というような日程で消化しなければなりません。
この間に県のリーグ戦を始め色々な大会、試合もありますのでほぼ1年中過密日程です。
開催時期をずらせばとか言う意見がありますが、結局このように本大会の半年近く前から予選を行わないと日程が追いつかない地域もある訳なので、予選と本大会、どっちを真夏の時期に行うかという事になりかねません。
また死人が出ないとわからないのかという過激な意見の指導者も見かけますが、結局その指導者のチームが出場を辞退する訳でもありません。
いずれにしても現状の年間スケジュールを消化するためには、何等かの試合を真夏に消化せざる得ない状況かと思います。
子供たちへの健康被害を少しでも減らすとしたら、
・大会そのものを中止、もしくは規模縮小
・開催時間の早朝化、ナイター化
・試合時間の短縮、交代の義務化
・クーリングブレイク、飲水タイムの多用、医療スタッフの常駐(これは現時点でも苦肉の策として用いられていますが)
くらいしかないように感じます。
今年の猛暑もあと少しで一段落になるかもしれませんが、年間スケジュールとして動いている以上来年の夏の対策を今から打っても間に合わないかもしれません。