子供たちとグランドで過ごした日々

ありふれたサッカー親子の等身大の記録です

高校サッカー

次男の引退試合にて

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次男の高校の引退試合の話です。

以前に投稿しましたが、次男は高校に入った当初Bチームでした。
ところが本人が1番ビックリしたくらい1年の後半からAチーム入りして、2年からはずっと「Aサブ」という立場で公式戦もほとんど出場の機会がありませんでした。

3年になってもインターハイ予選にはベンチ入りできず、このまま卒業かなぁと思っていた矢先に選手権予選のとある試合にだけベンチ入りすることが出来ました。
恐らく最後の想い出づくりのベンチ入りだと思いますが、(結果的にそうでした)それでも久しぶりのしかも選手権予選ですから本人は嬉しかったと思います。

試合はスタメンではなかったものの、後半から出番がやってきました。

3年の最後の公式戦ですから負けたり次からベンチ入り出来なければ引退試合になる訳で、もし最後になるとしても何かしらツメ跡を残して欲しいと祈りながら応援していました。

まだ1~2回戦くらいだったので相手もそこまで強くなかった事もあり比較的攻撃参加できていたのですが、なかなかツメ跡を残すようなプレーには至りませんでした。
ヤキモキしながら観ていると、ついにそのチャンスが巡ってきたのです。

味方の選手が次男の逆サイドをドリブルで駆け上がり、放り込んだクロスが流れてドフリーだった次男の目の前に落ちてきたのです。
相手GKと1対1でしたがバウンドしたボールはほぼ次男の頭の高さで冷静にヘディングすればゴールできそうなまさに美味しい状態がやってきたのです。

これも以前投稿しましたが、次男は長男と違い性格的に素直で指導者の教えは疑いなく、忠実に受け入れるタイプです。
練習もひたむきに一生懸命(に見える)やるのでそれがAチームに抜擢された理由のひとつでもあります。

この時、教えに忠実な次男の脳裏にはヘディングの基本が思い浮かんだのだと思います。

「ヘディングは叩きつける」と・・・

相手GKは逆サイドのクロスから流れてきたボールの動きに戸惑い体勢を崩しかけていたので、目の前のゴールの空いている場所に軽く押し込めばゴールだったのに・・・次男は地面に叩きつけました。

結果ボールはゴール目の前で大きくバウンドし、急角度でクロスバーのはるか上を通過していきました。

応援団からはため息よりも失笑が起きていました。(-_-;)

試合は快勝でしたがこの試合以降次男のベンチ入りはなく、結果としてこの試合が次男の公式戦の引退試合となりました。

ちなみに長男の高校の引退試合は、その引退試合となるはずだった最終戦の前の試合で警告を2枚もらって退場したため最終戦は出場停止となり、引退試合を退場で飾るという快挙を成し遂げました。

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