夕べ全仏オープンの大坂なおみ選手の試合を観ていました。
日本人としてグランドスラム初の第1シードで臨んだ今大会、本人にとっては想像を絶するプレッシャーがあったと思います。
そのプレッシャーのせいもあるでしょうし、元々クレーコートが苦手だったこと、気候の変化など色々なものへのアジャストが難しかったと本人が言うように、第1セットはまさかのベーグル!(6-0のこと)
正直観ていられなくて、テレビを消し自分の寝室のベッドの上でスマホで速報を見るだけにしていました。
ところが脅威の粘りで 第2セットをタイブレークの末モノにすると、最終セットは別人のようなプレーを取り戻し勝てそうな流れに・・
慌ててベッドを飛び出し再度リビングのテレビをオンにして勝利を見届けました(笑)
それにしてもこの切り替えや修正力は素晴らしいですね。
第2セットも1ブレイクダウンのまま最終セットでブレイクバックしてタイブレークを勝ち切った訳ですからまさに崖っぷちからの勝利だったと思います。
初戦を簡単に勝ってしまうより、この苦戦が逆に彼女を全仏のウィナーに押し上げてくれるのではないかと期待してしまいます。
ウチの子供がジュニア時代の全日予選の中央大会に出たときに、初戦に苦戦というほどではありませんが、戦前の予想よりは簡単に勝てなかった時がありました。
その時知り合いの他チームの指導者から、「初戦は楽勝してはいけないんですよ。こんな風に課題が残る、少し苦戦する位がその後の試合に良い影響を及ぼす事が多いんです。」
と言われた事を思い出しました。
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