子供たちとグランドで過ごした日々

ありふれたサッカー親子の等身大の記録です

大学サッカー

大学でトップデビューした日の事

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長男が大学に入った1年目、とんでもないコーチのおかげで1年間干されてしまっていました。

幸いな事に、そのとんでもなさが幸い?してそのコーチは長男が2年になる前にクビになりました。

それまでTRMさえ満足に出してもらえなかったのですが、そのコーチがクビになって間もなくインディペンデンスリーグ(Iリーグ)のメンバーに入る事が出来たのです。(Bチーム)

結果的にIリーグでのプレーを監督やトップチームのコーチが評価してくれて、リーグ戦の第3節からトップチームのメンバーとしてベンチ入りする事になりました。

しかしながらリーグ戦はもちろんTRMでもトップチームとして試合を経験したことのないままメンバー入りした事もあり、その試合では出場機会もなくトップチームデビューはお預けとなりました。

リーグ戦の次節の前にアミノバイタルカップが御殿場の時之栖で開催されるため、メンバーに入った選手は遠征になります。

正直トップチームに入れたとはいえ、出場実績もない長男が遠征メンバーに入るとは思っていませんでしたので、またリーグ戦が再開された時に出場の機会があれば良いんだけどなぁくらいに思っていました。(トップチームには30名くらい選手がいますがその中から18名が召集されます)

通常試合や遠征のメンバーは前日の夜グループLINEで連絡があるのですが、その遠征前夜の19時頃に連絡があり、何と長男がメンバーに入っていました。

遠征の支度など全くしていませんでしたので慌てて準備をさせ、私たちも初めてのアミノバイタルカップ、時之栖に出かける事にしました。

初戦ではまた出番はありませんでしたが、試合に勝ったため翌日の2回戦での出場に期待して一旦帰宅、翌朝再度出直す事にしました。

翌日もベンチスタートとなり、試合も劣勢のまま後半に入りました。

しばらくすると長男の名前が呼ばれ、ついにトップチームデビューを果たすことが出来たのです。

高校時代は総体や選手権といったメジャーな大会に無縁の長男でしたが、大学に入りアミノバイタルカップのような大会に出場する機会を頂き、途中出場にも関わらずゲキサカにもデビュー (笑)する事が出来本当に感慨深いものがありました。

4年に入って就活に専念する事に決めたため、長男が大学サッカーにフルに打ち込んでいた期間は約2年間でしたが、この大会以外にも関東リーグや天皇杯予選等に出場する事が出来、高校までのキャリアからは想像できなかった経験をさせてもらいました。

プロや社会人のカテゴリでサッカーを続ける選択をしなかった長男ですが、恐らくこの充実した2年間でサッカーを締めくくりたいという気持ちがあったのだろうと思います。

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