強い高校から残念ながら強い大学のサッカー部の進めなくて、その活動内容のギャップに失望して大学のサッカー部を辞めてしまった子を何人か知っています。
強い高校は必ずしも全てとは言いませんが、AでもBでもCでもそれなりの練習環境があり、土のグランドで試合をすることはほとんどなく、アウェイでの試合は大抵部のマイクロバスで出かけ、強豪高校としての指導を受けている訳です。
強豪大学に進めば、それなりにその延長というか、やりがいを維持できる環境があるのだと思いますが、強豪への進学が叶わず中堅の大学サッカー部に進学した場合、そのギャップに悩んでしまう子もいて、それがきっかけで私の知っている子は冒頭のように辞めてしまった訳です。
もちろん強豪大学や自分が望む環境があるところに進めなかったのは、実力が不足していたという現実もあるのですが、さすがにそれは本人には言えませんが・・
それにも関わらず恵まれていた高校時代の環境と大学での環境を比較して、「自分は強豪高校で最高の環境でサッカーが出来ていた。だから今の環境でなんかやってられない」 という気持ちに負けてしまったようです。(実際本人から何が不満だったのかを聞いた事もありました)
せっかく大学でサッカーを続けられる環境を手に入れ、それなりの充足感も得られるであろうし、就活に関しても、得する事はあっても損する事の方が少ないと思いますのでもったいないなぁとその子の話を聞いて思っていました。
でも赤の他人のおじさんがとやかく言う話でもなく、残りの学生生活を有意義に過ごして欲しいものです。
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