以前某強豪ユースクラブで活躍している選手のお父さんとお話しした時の話です。
プレミアリーグの応援に出かけて、そのお父さんと観客席で観戦しながら色々と話しをしていました。
そのうち試合に出ている選手の中でもそのお父さんが推している選手の話題になり、それらの選手に共通していえるキーワードを教えてくれました。
それがこの投稿のタイトルになっている「何がなんでも」というワードです。
何がなんでもシュートまで持っていく、何がなんでもボールがラインを割らないように追いかける、ボールを奪われたら何がなんでも取返しにいく、相手に抜かれないように何がなんでも喰らいついていく
結果的に思う通りの結果にならなかったとしても、1試合を通してそういう意識が溢れている選手は大抵試合に出ているとの事でした。
一見当たり前のような話ですが、実際に1試合を通してそういうファイトが出来ている選手って確かにいそうでいないかもしれません。
高校サッカー選手権などを観ていても、勝ち残っていく高校程そういう選手の割合が多いように感じます。
ジュニアやジュニアユース世代でも同様です。
そういう意味では、昨日のイラン戦の南野選手の1点目のアシストはまさにそのものだったのではないでしょうか?
恐らく彼は、笛も鳴っていないのに複数のイラン選手が南野選手のシミュレーションをアピールしていた事などそれほど気に留めておらず、転がっていったボールを追いかければ間に合う、何がなんでもラインを割らせないという意識があったからこそあのプレーに繋がったのではないかと思っています。
あまり結果が出せず、ネットでもあれこれ叩かれたりしていましたが、森保監督が起用を続ける理由がわかる気がします。
昨日の南野選手の何がなんでもというプレーを観て、冒頭のお父さんの話を思い出しました。
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