先日某J3クラブの選手の平均年俸が200万円台というネットの記事を読みました。
以前よりJリーガーの年俸については色々聞く機会もありましたが、改めて驚きとショックを隠せません。
私が若いころのプロスポーツ選手というのは、ある意味雲の上の存在で、しかもそれ相応のお金を手に入れる事ができるものというイメージがありました。(もちろんバブル崩壊の影響もあったかと思います)
日本にもサッカーのすそ野が広がり、J1からJ2、J3といわゆるプロリーグとしての組織は大きくなってきました。
当然Jリーグ発足の頃からすれば、Jリーガーと呼ばれる選手数も非常に増えています。
ネットやメディアでは高校や大学、下部組織や強豪社会人クラブからJリーガー誕生といったニュースを良く見かけますが、野球と違いサッカーは契約金や諸条件が表に出てくることはほとんどありません。
私は以前、某J3クラブの契約条件を聞いたことがありますが、この条件をプレス発表したらプロという言葉に夢も希望もなくなっちゃいそうだなぁと思った事があります。(プロクラブとの契約なのにアマチュア契約とか・・・)
サッカーが好きで、お金よりも条件よりもプロリーグでサッカーをやりたい、Jリーガーになれるのなら契約条件などは二の次、と思ってプロの門を叩く選手も大勢いる事でしょう。
プロからのオファーを待って就活をせず、そのままオファーがかからず就職浪人せざる得ない大学生プレーヤーもいるようです。
プロスポーツ選手になる事は決して簡単な事ではありませんし、子供たちのあこがれの職業であることは間違いありません。
ただ昔と違い、特に最近のサッカー界に関して言えば、プロっていったい何なんだろうと思わざる得ない事がたくさんあるように感じています。
◆にほんブログ村