子供たちとグランドで過ごした日々

ありふれたサッカー親子の等身大の記録です

サッカー

新チームになった時

投稿日:

0

最上級生が引退したあとに、新人戦と称するような大会が行われるカテゴリは結構多いと思います。

ようは新しい代になった新チームによる大会という意味ですが、中には下級生や新入生等のニューフェイスを対象にした大会もあります。

今まで上級生が務めていたポジションを次は誰が任されるのか、また上級生が抜けて空いた枠に誰が選ばれるのか、知っているチームの場合は特に注目してしまいます。

多くの場合は、既に前のシーズンからトップチームで活躍していた選手を中心に、その一歩手前で戦力として期待されていた選手やたまに抜擢と思われる選手が登用される事もあると思います。

こういう機会にチームの新陳代謝に積極的な指導者とそうでない指導者がいると思いますが、どちらの場合も一長一短ありますよね。

私の見てきた中では、新陳代謝の好きな指導者は色々な選手をとっかえひっかえ試すので、選手にとってはチャンスをもらえる機会も増える可能性がありますが、逆にそこで期待に応えないとすぐ新陳代謝の対象になってしまい本当に選手の能力をの見極めをしているのかな?と思うような指導者がいました。
特に前のカテゴリの出身チームのネームバリューだけで新入生を登用し、結果が出ないまま使い続けて翌年からポイするようなとんでもない指導者がいて唖然としました。

逆に新陳代謝が嫌いでほとんど前年の序列通りに選手を登用し、結果が良くても悪くても変わり映えのしない選手でいつもトップチームが固められてるという指導者もいました。
もうAはA、BはB、CはCみたいな感じで選手起用にリスクは追わないし、下のカテゴリで頑張ってきた戦力になりそうな選手でさえ見向きもせず、選手のモチベーションなどお構いなしという感じです。

どちらが良いか悪いかは一概に言えないと思いますが、私が見てきた中で理想的だなと思った指導者の選手起用法は、各カテゴリがそれぞれリーグ戦等にエントリして参加、監督自身がトップから下のチームまで毎回ではなくても試合を観てくれたり、かつ各カテゴリの担当コーチ間でそれぞれ担当する選手の能力等の情報を共有し昇降格をコーチミーティング等で協議して決めるというチームがありました。(前所属の肩書で決めずに、TRMや下のカテゴリの試合等で能力を見極めてから登用するという感じです)

単なる指導者の好き嫌いや好みで昇降格を決めるチームは山ほどありますが、上に上がってきた子の活躍や下がってしまった子のプレーぶりで、客観的にその昇降格の妥当性をある程度感じられる判断をしているチームはそれほどあるでしょうか?
言い換えるとそんな理想的なチームを見つけるのは中々難しいという事かもしれません・・・

スポーツですから結果として能力的な序列や優劣がついてしまう事は決して否定はしませんが、選手たちが最後まで向上心やチャンレンジする気持ちを失わないような競争の場を公平に与えてあげて欲しいなと思います。

◆にほんブログ村

にほんブログ村 サッカーブログ 高校サッカーへ
にほんブログ村 サッカーブログ ジュニアユース・中学サッカーへ
にほんブログ村 サッカーブログ 大学サッカーへ

◆人気ブログランキング






0 0 vote
Article Rating

-サッカー

error: Content is protected !!

Copyright© 子供たちとグランドで過ごした日々 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.