既に各クラブでセレクションが始まり、これからＪ下部や強豪チームスカウトされたり合格してウキウキな親子、未だチームが決まらず焦ってしまう親子など徐々に明暗が分かれてきて、チームの中もピリピリした雰囲気になってくる事があると思います。
サッカーに限らず色々なスポーツの上達に関係する神経系の発達ですが、ゴールデンエイジと呼ばれる小学生中学年～高学年に著しく発達し、１５歳くらいでほぼ完了すると言われています。
そのためその大切な時期にいかに自分の能力を伸ばせる、伸ばしてくれるクラブを見つけられるかは当然重要な事ですので、可能性としてＪ下部や強豪クラブへのセレクションに熱が入るのは当然の事と思います。
ところがそういったクラブに入るには当然狭き門を突破しなければならず、その厳しさゆえピリピリ感に拍車がかかるのでしょう。
以前にも書きましたが、我が家は長男の時にどちらかと言えば辛い思いを味わっているので、次男の時は逆にかなり余裕を持って対応できました。余裕というのは決して開き直るという意味ではなく、あまり結果に一喜一憂せず、最終的に受かったクラブがご縁のあったクラブなんだと思えるようになっていました。
もっとも次男も長男と同じところに入れさせるつもりでしたので、一喜一憂する機会もほとんど無かった訳ですが(笑)
先程書いた通り１５歳くらいにはサッカーの個の力がほぼ確立されてくるので、中学時代の３年間でどうしたら一番力を伸ばせるかを考えるのは重要な事ですが、人によってその伸びる条件は大きく異なると思います。
具体的にはＪ下部や強豪に行って更に伸びる子もいれば伸び悩んだり挫折する子もいますし、中堅チームにいった結果うまくフィットして能力が開花する子もいますので、志望通りのクラブに入れなかったとしても決してその先が閉ざされた訳ではありません。
今の自分の能力にジャストフィットするチームはどんなチームか？指導者は？練習内容は？試合の出場機会は？など色々な視点からチームを選んで、また次のカテゴリで１段上のステージを目指して準備をして欲しいものです。
