子供たちとグランドで過ごした日々

ありふれたサッカー親子の等身大の記録です

ジュニアサッカー

あるお父さんの話

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4+

ウチの子供たちがまだ小学校チームにいたころ、Aさんという方がいました。

私の長男と同い年のお子さんがチームにいて、パパコーチとして練習のお手伝いや審判のお手伝いを熱心にやられていました。

ウチの子供たちの移籍後も公式戦の会場等でちょくちょく顔を合わせる機会があり、立ち話で簡単に近況を伝えあったりしていたのですが、お子さんが卒業後も同じように試合会場で見かけるので、卒業後はサッカーやってないのかな?やっているけどこっちを優先しているのかな?と思いつつ挨拶等していました。(私は次男の試合で会場に行っていました)

後に知り合いから聞いたところ、Aさんのお子さんは中学へ上がると同時にサッカーはやめてしまったとの事。

確かにAさんと話しをしていても、自分のお子さんの話は一切出て来なかったですし、いつも自分の今の活動内容等の話をされていたのもお子さんがサッカーを続けていなかったからなんだなとその時ふと思いました。

Aさんのお子さんがサッカーをやめてしまった理由はわかりません。
サッカー以外の別のスポーツや趣味に興味が移ったのかもしれませんし、何か他の理由があったのかもしれません。
ただ、これだけサッカーに熱心なAさんの子供がサッカーを続けたいと思わなかった理由はちょっと気になりましたけど・・・

代わりと言っては変ですが、Aさんは未だに審判員として活動を続け、ジュニアだけではない上のカテゴリにも活躍の場を広げているようです。

子供たちが競技サッカーを引退後、抜け殻のように土日家でゴロゴロテレビを観ながら、たまにグランドに子供たちの後輩の試合を観に行く毎日を送っている私よりは、きっとAさんの方がこれからもサッカーに関わりのある充実した生活を送れるのだろうと思います。

ただ私にとっては子供がサッカーを続けたいと思える環境と時間を提供、共有してきた16年間と引き換えにAさんのようなサッカーとの関わり方をすることは多分出来ないだろうなと思いました。

もちろん、自分のお子さんと共にグランドでの時間を共有され、なおかつお子さんの卒業後も地域のサッカー活動に協力されている方もたくさんいらっしゃると思いますし、私も自分の子供たちが卒業して何年も経った今でもジュニアやジュニアユースの試合の審判のお手伝いをする事もあります。(時々ですが)

ただ子供の引退と同時に正直燃え尽きてしまった感があり、毎週土日にこれまでと同じようなペースで審判等のお手伝いを続けるほどのエネルギーはもう残っていませんでした。

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