子供たちとグランドで過ごした日々

ありふれたサッカー親子の等身大の記録です

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父兄同士の距離感(1)

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長男が小学2年の時にクラブチームに移籍した事は以前にも書きましたが、みんな1年生から入っているため既に親のコミュニティみたいなものが確立されていて、溶け込むのにかなり苦労しました。

強豪クラブでしたので低学年とはいえやはり主力となる選手がいますから、そういう子の親もサッカー経験者だったりサッカーに詳しかったり練習でも試合でも大抵同じメンバーが集まっている感じでした。

入ったばかりで、ミニゲームで泣かされて帰ってくるような状態(長男が泣いて帰って来た日の事 参照)でしたから、やっぱり近寄り難いし自発的に蚊帳の外状態に我が身を置いていました(笑)

でも親が卑屈になっても仕方ないので、とりあえず挨拶とか色々な質問をしたりとか徐々にコミュニケーションを取るようにしているうちに相手も声をかけてくれるようになってきました。

幸いだったのは、長男の学年は親も皆フレンドリーな人が多くて、Aチームだからとかレギュラーだからとかそういう垣根がほとんど無かった事です。

さっき書いた同じメンバーがいつも集まっているのは、他の人が寄り付かないだけで決して排他的な雰囲気があった訳ではなかったのです。

ですので、同じ試合に出る事はなくても公式戦の応援には行きましたし、お正月の初蹴りとかそういうイベントにも積極的に参加するようにしました。

そんなこんなで5年生になり、長男もスタメンで出れるようになってからは、今度は自分がいつも集まっている同じメンバーの立場になっていきました。

でも自分で蚊帳の外に身を置くような時期があった訳なので、中学年~高学年になって移籍してきた子の親や中々公式戦等には出場できない状況の子の親が、試合会場や練習見学の時、何となく同じように距離を置いている雰囲気がわかってしまうのでした。(続く)


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