子供たちとグランドで過ごした日々

ありふれたサッカー親子の等身大の記録です

ジュニアサッカー ジュニアユース

試合に出ること

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サッカーをやる以上やっぱり試合は楽しいですよね。選手本人はもちろんですが、親御さんも練習を見学しているより試合観戦の方が盛り上がりますしね。

でもそれは我が子が試合に出ていることが前提条件になると思いますが、皆さんのお子さんが所属しているチームでは試合への出場機会でどのような考え方を持っているでしょうか?

ジュニアのチームでは、

①公式戦でもTRMでもカップ戦や招待試合でも、メンバーは固定せず全ての選手が均等に出場できる。
②公式戦等はいわゆるレギュラー組主体で試合に出るが、そこに出れないメンバーにはそれ以外の大会やTRMで相応の出場機会が確保されている。
③公式戦でもTRMでもカップ戦や招待試合でもスターティングメンバーはほぼ固定で、途中から控えの選手に出場の機会が回ってくる。

私が知る限り②や③のチームが多かったような気がしますがいかがでしょうか?

ちなみにジュニアユースや高校・ユースではリーグ戦に複数チームをエントリしたり、Aチームは県、Bチームは市の大会に出場して出場機会を確保したり、大学になるとトップはJUFA管轄のリーグ戦に、Bチーム以下はインディペンデンスリーグや社会人リーグ戦、強豪になるとJFLにもエントリしたりしてなるべく多くの選手が安定的に試合に出場できる環境を用意しているチームが結構あります。(前提として複数チームをエントリできる部員数がいないといけませんが)

ただ、ジュニアやジュニアユース世代で試合への出場機会に差をつけすぎると、サッカーを楽しいと感じなくなって、中学や高校に上がると同時にサッカーをやめてしまう子が結構出てしまいます。

続けていれば上のカテゴリで開花して、立場が逆転することだってあるかもしれないのにもったいない事です。

誰もがプロになるような才能を持っている訳ではないですし、どんなに努力しても限界を超えられない子の方が多いと思います。

前橋育英高校の名将山田監督の名言に、「サッカーを好きで入ってきてくれた子をサッカーが好きなまま卒業させてやりたい」という言葉がありますが、育成年代のうちはどんな子供であっても、次のカテゴリでもサッカーを続けたいと思ってくれるような指導を心がけて欲しいと思います。

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