子供たちとグランドで過ごした日々

ありふれたサッカー親子の等身大の記録です

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レフェリーについて(2)

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3級レフェリーに挑戦しようと思い立って、まずは試験内容について色々調べたり知人の3級審判員から情報をもらったりしました。

最大の難関だと思ったのは持久走でした。

今は体力テストはインターバル走に変わっていますが、当時は12分間で2,200M以上を走るという内容でした。

あとはひっかけ満載の筆記試験。

体力テストは単純計算でいくと100Mあたり32~33秒平均で走れば良い訳で、確かに100Mを30秒で走るのは難しくありませんが、それを×22回走り続ける事の地獄を後ほど知る事になります。

とりあえず試験の1ケ月前くらいから家の周りを毎日2キロくらい走り込みました。

筆記試験もネット等でどんな問題が出るか調べましたが、実際には中々遭遇しそうもないようなプレーに対しての判定を問う問題等も多く、とにかく運転免許を取るときと同じように色々なケースの問題を頭に叩き込んでおきました。

まず最大の失敗は、試験を7月に受けたという事です。

当時私は40代前半でしたが、その中年のおじさんが真夏に2,200M走るというのは自殺行為かもしれません。

また100Mを同じペースで走るのは、時間の経過とともにすり減っていく体力を考えるととてもヘビーな事でした。

当日はランナーと一緒に伴走のお姉さんがいて、もう少しピッチあげましょうとか、このまま維持しましょうとか声をかけてくれるんですよ。(特に脱落しそうな順位の人たち 笑)

初めのうちはハイとかうなずいたり反応できていたのですが、半分過ぎたあたりからは最早お姉さんの声も耳に入らず、ひたすら2,200Mを目指して走り続けました。

結果は2,300Mくらいまで走り抜き、体力テストは何とかクリアしました。ところが汗がまったく引かないまますぐに筆記試験会場へ・・・疲れでぐったりしたなか難問珍問を読みながら、頭に詰め込んだ過去問の回答を思い出しながら回答を記入し、最後に合格発表で張り出された番号の中に自分の番号を見つけたときには熱いものがこみ上げてきました( ;∀;)

同時にこれからは更にレフェリングのスキルをしっかり磨き、選手たちが気持ちよくプレーできるよう頑張ろうと心に誓ったのでありました。

ちなみに私は東京都の登録で、試験会場はサッカーの聖地”国立競技場”でした。もちろん走ったのはトラックですので芝生のエリアには入れませんが、今でも国立のトラックだけとはいえ、グランド側から見上げた観客席の風景は今でも忘れられません。

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