長男がジュニア時代、公式戦で始めてスタメンに抜擢されたのは春の地区大会でした。
それまでも途中出場では少しづつ出場する機会をもらえるようになっていたのですが、ある程度試合の趨勢が見えてきてからの出場がほとんどでした。
そんな中、5年生の春の大会のある試合当日にスタメンの子が風邪でお休みするとの連絡がありました。
サイドバックで足も速く上手な子でしたので戦力的には痛手でしたが、グランドの荷物置き場で監督に、今日○○(長男)スタメンで行くからな!と突然指名されビックリした訳です。(ウチの子で代役が務まるのかなと・・)
練習はそれなりには頑張っていましたけど小学校チームから特別何かに秀でた選手でもなかったですし、移籍後もしばらくはスタメンの子にいじめられたり、レギュラー組が試合に行くときも連れて行ってもらえずグランドで居残り練習組だった訳ですから喜びよりも不安の方が大きかったです。
何より当の本人が喜ぶどころかひきつってましたから(笑)
結果的に多少危なっかしいところもありましたが何とか無事に代役を務め、試合にも勝つことが出来ました。まぁ強いチームでしたからひとりくらいメンバーが変わったところで問題なかったとは思います。
試合後監督からも、「今日は○○が何とかやれることがわかって良かった」と言ってもらえ、やっと長男もホッとしたようでした。
そして春から夏に変わる頃長男はその時とは違うポジションでスタメン起用されるようになりました。
移籍から約2年半かかってやっと頑張りが認められたかと思うと、親バカかもしれませんが素直に嬉しかったです。