子供たちとグランドで過ごした日々

ありふれたサッカー親子の等身大の記録です

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レフェリーについて(3)

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私が審判員になってから既に15年程経ちますが、多い年で年間200試合以上お手伝いした年もありました。

大抵毎週土日に試合があるので、公式戦の時は日に1~2試合、招待試合、カップ戦やTRMでは3~5試合とかありましたので当然それくらいの試合数になってしまうのですが・・・

そんな自分の経験から、もしお子さんが所属しているチームが父兄のサポートで成り立っていて、審判もお手伝い項目にあるようならば、是非審判をやって欲しいなと思っています。

もちろんお手伝いの中には、コーチになること、選手送迎の車出しや試合会場の設営、連絡網の管理や父母会の開催等色々な事がありますよね。

お父さんお母さんが役割分担されてお子さんの活動を支えておられると思います。

ただ審判は比較的プレーをする子供たちとの距離がコーチ同様近いので、実際に始めてみるととても楽しいです。

試合を外から観ていると、歯がゆいプレーやミスにいらつくこともあったり、時には御法度のタッチライン沿いからアドバイスとかしたくなってしまう事もあるかもしれません。

そんなお父さんの目を気にして、コーチよりもお父さんの反応にビクビクしながらプレーしている選手もたまに見かけます。

練習試合などでは自チームの試合の審判をすることもありますが、子供たちのプレー中の様子が、ピッチの外からとは全く違うように見えるようになります。

自分の子供のミスをチームメイトが励ましてくれる、チームメイトのミスを自分の子供が励ましている、みんなが歯を食いしばって必死にボールを追いかける、試合後の笑顔、涙、整列後の握手などなど、本当に選手をリスペクトしたくなりますし、プレーのミスや敗戦についても、次につながるような励ましの声をかけたくなってしまいます。

子供の方も、外から応援しているだけでなく、いつもグランドの近い所でお父さんが審判を手伝っている姿は照れくさい反面嬉しい部分もあると思います。

ルールに詳しくなれば、テレビのサッカー中継を見ながら今まで以上に会話も弾みますし、一目置かれる存在になれるんじゃないかと思います。

サッカーの経験がなくても、私のように沢山こなしていくうちに必ず普通にこなせるようになります。

実際私も1~2年後には全日の地区予選や子供がジュニアユースに上がってからは、U15のクラブチーム選手権や高円宮杯の地区予選も担当しました。サッカーが大好きで、わが子を応援したいお父さんには是非オススメします!

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