高校サッカーを志望する選手のために、ジュニアユースのチームが志望校の1年生等とTRMを組んでもらう事がよくあります。
その高校のサッカー部を色々な面から知る事が出来る貴重な経験にもなりますし、もしその試合でのプレーが高校の監督や指導者の目に留まればセレクションと同等の意味を持つこともあります。
長男がジュニアユースの3年の時とある強豪高校を志望校のひとつに検討している子がいて、試合ではなく練習に参加する機会を設けてくれた事がありました。
せっかくの機会ですので他に参加したい子にも声をかけて5人くらいで参加しました。(長男は参加しませんでした)
練習自体は恐らくBチームとかCチームの選手の練習に参加させてもらったようで、練習そのものは良い経験になったと聞きましたが、問題はその後でした。
練習が終わり、用具の片付けをしている時、一緒に練習した高校生がジュニアユースの子供たちにこう言ったらしいのです。
「この高校は先輩のイジメとかがすごいから絶対に入らない方が良い」
強豪高校でのサッカーライフを夢見て練習に参加した子たちにわざわざ言う位ですから余程酷い状況だったのでしょうか・・・
それから3年後、長男たちが高校3年になった時その高校のサッカー部で暴力事件が表沙汰になりました。(実際にはこの件だけではなかったようですが)
全国紙系のニュースにも出ましたからピンとくる方もいるかもしれません。
そして当事者の選手を外してその後の公式戦にも出場していて結構当時は叩かれていました。
練習に参加した長男のチームの子たちは当然誰も進路として選びませんでしたが、結果として正解だったと思います。
あれから数年経っていますが現在はどうなのでしょうか・・・