サッカーに限った事ではないと思いますが、卒業の際にチームの後輩から寄せ書き等をもらう事がよくあると思います。
先日長男の高校卒業時にサッカー部の後輩からもらった寄せ書きを偶然発見しました。
サッカー部全体では200名くらいの部員がいますので1人の卒業生に後輩全員が寄せ書きする訳ではありませんが、長男がもらった色紙には恐らく30人くらいの後輩が色々書き込んでくれていました。
見た限りジュニアユース時代の後輩やらリーグ戦で一緒に戦った後輩の名前が多かったのですが、中には恐らく長男が一度も一緒に試合はおろか練習さえした事のない後輩の名前もありました。
それなりに将来を嘱望されて、下級生とはいえ既にトップチームやAチームで頑張っている子たちでした。
彼らの中にはその後キャプテンとしてチームを率いた子や、インターハイや選手権で結果を出した子、卒業後に海外に渡ったり、数年後に長男と大学リーグで対戦する事になる子など今振り返れば錚々たるメンバーが寄せ書きしてくれていました。
普段リーグ戦やTRMで一緒にプレーしていた後輩なら顔と名前が一致しますが、それ以外のましてや上のカテゴリでプレーしている後輩についてはせいぜい名前を知っているくらいで、長男とは普段から接点など無いものと思っていました。
同期であれば部活以外の学校生活で普段から接点がありますから、プレーするカテゴリに関わらず交流があったりオフに一緒に遊びに行くような関係性がある訳ですが、学校でも試合でも練習でも接点がない後輩との関係性は想像がつきません。例外的に寮で同じ部屋とかいう事はありますが、少なくとも長男の同部屋には後輩で上のカテの子はいませんでしたので。
ただそういう子たちの寄せ書きを読むと、上記のような私の思い込みとは裏腹に、長男と色々なところで接点があったり、先輩として感じていたイメージ、たまたま観ていた長男の試合の事とか色々書いてあって、やはり家族よりも長い時間○○高校サッカー部として共有してきた時間の長さはそんな単純なものではないんだなという事を知りました。
彼らの多くはまだ現役で色々なステージで活躍していますので、これからも応援していきたいと思っています。
◆にほんブログ村
◆人気ブログランキング